忍び寄る「LNG(液化天然ガス)」危機の影

心配の種は石油だけではなく…LNG(液化天然ガス)の状況も深刻な影響を及ぼしかねません。
日本は火力発電の燃料の多くをLNGに頼っていて、都市ガスとしても不可欠な存在です。
日本のLNG輸入はオーストラリアが4割を占め、中東依存度は一見低く見えます。しかし、実は周辺諸国の動きがLNG市場を直撃するというのです。

【日本のLNG輸入】出典:財務省貿易統計
中東依存度:10.8%
ホルムズ依存度:6.3%
大場氏によると、中東のLNGに大きく依存している韓国や台湾が、ホルムズ海峡封鎖を受けて短期取引市場で買い増しに動けば、価格が一気に跳ね上がるということです。過去にはウクライナ侵攻の際に価格が数十倍に膨れ上がった例もあります。
現在の日本の電気料金は市場価格を反映する仕組みになっているため、世界的な争奪戦が起きれば、日本の電気代も急騰する恐れがあるのです。














