今年のよさこい祭りの経済波及効果が79億円となったことが、よさこい祭振興会の調べで分かりました。

今年のよさこい祭りは70回の節目を迎え、本番には157チーム、およそ1万4000人の踊り子が参加し、高知の夏を盛り上げました。

よさこい祭振興会によりますと、今年のよさこい祭りの経済波及効果は、79億1816万円と、振興会が2017年に行った前回の調査より、17億800万円減少しています。一方で、交通費や宿泊費、飲食費など観光客が消費した額は61億6200万円と、こちらは前回の調査より7億円増えています。

振興会は「経済波及効果をさらに大きくするためには観光客の宿泊単価を上げ、宿泊日数を増やしていく必要があるが、宿泊施設の人手不足解消などが課題だ」と分析しています。