高知市の専門学校で看護学科の生徒と日本語学科の留学生が、英語や簡単な日本語での「問診」を体験しました。
龍馬デザイン・ビューティ専門学校で開かれた体験学習に参加したのは看護学科の生徒と日本語学科の留学生です。
看護学科の生徒にとっては、外国人の患者とスムーズにコミュニケーションを取れるようになること、日本語学科の留学生にとっては、日本の病院に行く際の不安を払しょくすることを目的としています。
母国語が英語ではない留学生も多く、参加した生徒たちはお互いの話を理解しようと身振り手振りを交えながら慣れない英語で懸命にコミュニケーションを取っていました。
(看護学科の学生)
「習った単語とかをどういう場面で使うかイメージできてなかったので、日常会話から医療英語を使うことの難しさを感じた」
「留学生も頑張って理解してくれようとするし、こっちも携帯(の翻訳機能)とかを使ってコミュニケーションをとろうと思ったらとれたのでこれはすごく勉強になった」
(ネパール人留学生)
「日本では問診票を書くのも難しい。(Q.一人で病院に行けそう)はい、できそう」
学校は今後も学科の垣根を越えた授業を展開していきたいとしています。