26日に投票が行われた高知県知事選挙は即日開票の結果、無所属の現職・濵田省司(はまだ・せいじ)さんが2回目の当選を果たしました。

(濵田省司 氏)
「2期目に向けまして県民のみなさんの信託をいただけるということが確実になったと率直にうれしいです。コロナ禍への対応も含めて県民の皆さまには合格点をいただいたということだと思いますし、それを踏まえて向こう4年間の県政の進化を図っていくこと、そして最大の課題である人口急減問題に関しまして対策をしっかり打っていく、こういった訴えが評価をいただけたと思います」

高知県知事選挙は即日開票の結果、無所属の現職・濵田省司(はまだ・せいじ)さんが新人3人を破り、2回目の当選を果たしました。濵田さんは四万十市出身の60歳。元総務省官僚で大阪府副知事などを歴任した後4年前の知事選で初当選し、1期務めました。選挙戦では、「1期目はコロナとの闘いに多くの精力を割いた」として、関西戦略をはじめとする経済政策のほか人口減少対策に取り組み、「共感と前進」をキャッチフレーズに進めてきた県政運営を、「進化」させていくと訴えていました。

敗れた無所属の新人米田稔(よねだ・みのる)さんのコメントです。

(米田稔 氏)
「結果は残念でしたけど大きなものを得たと私は思っています。何よりも17日間元気に全県を駆け巡り頑張りぬくことができた、現職相手に私は互角の戦いをやることができた、この思いでいっぱいです。みんなで戦い切った知事選挙だということを本当に確信しています」

高知県知事選の確定投票率は42.70%で、前回を4.47ポイント下回りました。(前回47.17%)