11月16日の「いいいろ塗装の日」に合わせ、高知県内の塗装業者が公園の遊具をボランティアで塗り替えました。

この活動は日本(にほん)塗装工業会高知県支部が1980年ごろから行っています。

16日が天候不良で延期となり、22日に加盟する11社が高知市の車瀬(くるませ)公園の遊具を塗り替えました。

車瀬公園では、12年前から遊具が塗り替えられておらず、塗装が劣化していました。

「(表面が)ボコボコしているので、経年劣化で。ペンキが入りづらかったり…。遊具ってあまり塗る機会がないので、きょうはきょうで難しさがあるなと」

職人たちは日ごろ培った技術を生かし、ハケやローラーを丁寧に使って塗装していきました。

(日本塗装工業会 高知県支部 西田政文 支部長)
「『年に1度、この日にみなさんのお役に立てるように』ということで、きょうもボランティアで塗装をしています。危険な所も無く、われわれが角も削っているので、子どもたちが伸び伸びと遊んでくれればと思います」

新しい塗装は10年ほどは維持できるということです。