野球の18歳以下のワールドカップで“侍ジャパン”の一員として世界一に輝いた、明徳義塾高校の寺地隆成(てらち・りゅうせい)選手とチームを率いた馬淵史郎(まぶち・しろう)監督が、濵田知事に優勝を報告しました。
9月、野球の18歳以下の世界大会「U‐18ワールドカップ」で、日本代表は優勝を果たし、史上初の“世界一”に輝きました。その“侍ジャパン”を監督として率いた明徳義塾高校の馬淵史郎監督と、中心選手として優勝に貢献した寺地隆成選手が、23日濵田知事に優勝を報告しました。
(寺地隆成 選手)
「最初はすごく自分の実力的にも不安な部分があったが、最終的に世界一に少しは貢献できたのかなと思うと、すごく嬉しい」
(馬淵史郎 監督)
「(世界一が)“初”というのは嬉しい。今後、球史にも残るでしょうし、これから後輩たちも何回も金メダルを獲るのではと思うが『あのチームがやれたんだから僕たちもやれる』と思ってくれれば嬉しい」
強打が武器の寺地選手は、これまでにプロ10球団から調査書が届いていて、今週(26日)に迫ったドラフト会議で指名の期待が高まっています。
(寺地隆成 選手)
「少しは緊張しているが、一番は『選ばれたい』という気持ちがいっぱい。(今から)変えることはもう無いと思うので、しっかり準備して、心持ちをしっかりして、当日まで待てれば」
(馬淵史郎 監督)
「『(指名が)無いことも考えておけ』とは言っている。『その時に一喜一憂するな』と。(指名が)無ければ、次、大学で頑張って後から(プロを)目指せばいいし、何が幸いするかわからんので、こればっかりは。もう『待っとくしかない』とは言っている」