高知大学に19日と20日、期日前投票所が設置されています。学生からは選挙に参加することについて様々な声が聞かれました。

高知市の高知大学朝倉キャンパスには19日と20日、期日前投票所が設置されています。県選挙管理委員会によりますと、去年7月の参院選では18歳・19歳の投票率は25.63%、20歳から24歳では抽出した値で25%と、30%を下回る状況が続いています。高知大学の期日前投票所には午前10時の受け付け開始から、近くに住む住民や講義の合間の学生が訪れ、一票を投じていました。

「気軽に大学の授業の合間に気負わず来られてよかったと思ってます。候補者のことを調べてから考えて投票できるようにこれからなりたい」

「首長や国会議員が地域の未来を左右するといろんな政策を見ていて感じるので、1票という少ない力ではありますけど貢献して考えておく必要はあるのかな」

投票の重要性は感じる一方、毎回投票に行くことが難しいといった声も聞かれました。

「18歳の時に選挙権をもらってそのときは選挙に行かないといけないという使命感もあって行ったんですけど、だんだん回数を重ねていくうちに時間がなかったりその日に『別に行かなくていいか』と思ったり、行かなかったときもあります。(自分の声が)反映されてると実感できなかった」

「親に『選挙に行かんか』と期日前投票の話はありました。テレビもあまり見なくてそういう情報が入ってこないので、選挙があることもあまり知らなかった」

「選挙カーが家の周りを回ってるので、選挙があるんやなとは思ってるけどあまり周りの人と話すとかはない。大事なことだとは思うけどあんまり自分から深く調べはしない」

(大森正夫 投票管理者)
「今だけでなくこれから先の時代をどう作ってもらったらいいか、言葉に出して言うか行動に出て態度で示す、これしか訴える方法はないと思いますのでどうぞ(投票を)よろしくお願いします」

高知大学朝倉キャンパスの期日前投票所では20日も午前10時から午後5時まで投票を受け付けています。