香川県丸亀市で開かれた全国中学校ソフトボール大会。男子は池川(いけがわ)・仁淀(によど)・尾川(おがわ)連合チームがベスト4に進みました。大会最終日の21日は準決勝で快勝、決勝では長崎県のチームに惜しくも敗れたものの、高知県勢5年ぶりとなる準優勝に輝きました。
1回戦・2回戦合わせて1失点で勝ち上がった池川・仁淀・尾川連合チーム。準決勝の相手は岡山の強豪・新見第一です。1回ウラ、池川・仁淀・尾川連合は先制のチャンスにバッターは金尾翔人(かなおしょうと)選手。

ランニングホームランで2点を先制し、幸先のよいスタートを切ります。3回に1点を返されますが、そのウラ、池川・仁淀・尾川連合は再びチャンスを迎え、バッターは岡崎猛(おかざきたける)選手。

2ランホームラン。さらに金尾洸太(かなおこうた)選手のタイムリー内野安打で3点を追加。5対1とリードを広げます。池川・仁淀・尾川連合は5回にもさらに2点を加え、結局7対1で新見第一を破り、県勢としては5年ぶりに決勝に駒を進めました。
(岡崎猛 選手)
「今回も試合が厳しくなると思ったので楽につないでいこうと思って打席に立ち、振ってみたら気持ちいい打球が飛んだのですごくよかった」
(金尾翔人 選手)
「去年は三位という結果で終わってしまったので、ここまでやっとこれたので去年の先輩の悔しい思いを僕たちが背負って、また大正中学校もきのう負けてしまったけど、そこのチームの選手達の分も頑張り高知県代表として1位を取れるように頑張りたい」
決勝の相手は長崎県の島原JHS男子ソフトボールクラブ。池川・仁淀・尾川連合は1回に先制されると、ピッチャーのワイルドピッチなどもあり、6回までに5点のリードを許します。

しかし6回ウラ、池川・仁淀・尾川連合が反撃に出ます。ランナーを1塁に置いて、準決勝でランニングホームランを放った金尾翔人選手。決勝の舞台でもランニングホームランを放ち、2点を返します。

しかし、反撃もここまで。結局、5対2で惜しくも敗れたものの、県勢男子では2018年の高岡中学校以来、5年ぶりとなる準優勝に輝きました。また、池川中学校の金尾翔人選手が優秀選手賞を受賞しました。
(掛水凛空 選手)
「前より雰囲気良くなってきたので、次の2年生からも声をいっぱい出して、雰囲気を良くして頑張ってほしい」
(金尾翔人 選手)
「今後の目標はあと一試合、県内で試合があるのでその試合で優勝することと、高校にいってから全国でリベンジを果たせるようにしたい」