暑さを乗り切るのに適した野菜とされているナスを一堂に集めた“ナスフェス”が6日に高知県四万十市西土佐で開かれました。
氷の柱の中に閉じ込められたり…ヨーヨー釣りのようにプールに浮かべられたり…太くて濃い紫色の「米ナス」です。四万十市西土佐地域では23軒の生産者が露地やハウスで「米ナス」を栽培していて、露地での作付け面積は全国一。地元では“事実上の世界一”と称しています。ナスフェスはナスを売り出して地域を盛り上げようとJA高知県西土佐支所の米ナス部会などが毎年この時期に開いています。
ナスは体を冷やす効果があるとされていて、「ナスを食べて暑さを乗り切ろう」という思いも込められています。会場の道の駅には、取れたてのナスをはじめ米ナスのフライや小ナスの漬物、米ナスとアユのピザなどのナスグルメが販売されました。
「おいしいです」
ビニールプールには数々の水風船に加え「米ナス」も!
「楽しかった」
「重かった」
このほか中村高校西土佐分校の生徒たちが考案した米ナスのジャムを乗せたクラッカーの試食も行われナスを存分に楽しめるイベントとなったようです。