調理の道に進む専門学校生たちに改めて食べ物の大切さを感じてもらおうと、高知市で特別講習が行われました。

特別講習が行われたのは龍馬情報ビジネス&フード専門学校です。講師は、東京で寿司店を経営するすし作家・岡田大介さん。まずは講義を行い、調理の道を目指す生徒たちに食べ物の大切さを伝えました。

続いて、実際に寿司を握ります。4日は、オープンキャンパスも兼ねていて、生徒に加え、高校生ら10人も参加しました。ほとんどの生徒たちが寿司をにぎるのは初めてでしたが、オープンキャンパスの参加者たちと声をかけ合いながら、タイやカンパチ、カツオなど、8種類の寿司をにぎりました。

(生徒)
「形を整える成形がなかなかうまくできなくて難しかった。毎日食べ物に触れ合う機会があるので改めて大事にしていきたいと思った」
「難しいところもあったが、出来上がりがきれいにできて良かった。食べるということが生き物から私たちの食事ができてるんだと改めて感じた」

岡田さんによると高知には全国でも最も多い種類の「郷土寿司」があるということで、生徒たちに「調理の道に進んで高知の食文化を大切にしてほしい」と伝えていました。