おととし高知市内の高校で起きた教育実習中のパワハラ問題を受け、市民団体が学校におけるハラスメントの相談窓口を開設しました。
おととし高知市内の高校で教育実習中の女子学生が指導教員の男性からパワハラを受け、女子学生は先月、記者会見を開き「自分の夢を諦めざるを得なくなった」と被害の実態を訴えました。これを受け、女子学生をサポートする市民団体、「子どもと教育を守る高知県連絡会」は県内の学校におけるハラスメントの実態を把握し、解消に向けた取り組みを進めていくため、相談窓口を開設しました。
(井上美穂 代表世話人)
「子どもや教育実習の方が(ハラスメントを)訴える場は恐らくないのでそういうのを訴える場所としてこういう取り組み(相談窓口)は大事だと思う」
「子どもと教育を守る高知県連絡会」によりますと、記者会見が報道された後、同じような被害を訴える声が何件か寄せられたということです。相談はご覧の電話番号(088-822-4135)のほか、ホームページやメールでも受け付けています。