4月からの牧野富太郎博士をモデルにしたドラマの放送を前に、高知県内の企業などがプロジェクトを立ち上げ、独自に制作したデザインで牧野博士をPRしていくことになりました。

(梅原デザイン事務所 寺崎大起さん)
「今まであまり日の目を浴びてこなかった牧野さんにやっと世界中が注目する、日本中が注目する中でもっと高知から盛り上げていく方法はないかと」

「みんなでまきのさんプロジェクト」はドラマをきっかけに注目が集まる植物学者牧野富太郎博士の魅力を草の根でひろげようと、香美市の梅原デザイン事務所が企画。呼びかけに応じた県内の13の企業や団体が参加しています。

具体的には、帽子に、丸メガネと、蝶ネクタイという、牧野博士を模したカラフルなシルエットを独自に制作。オリジナルの紙袋やTシャツ、お菓子やブックカバーなど、このデザインが施された商品を、各社が期間限定で販売したり配布したりするということです。

(梅原デザイン事務所 寺崎大起さん)
「高知から、ドラマも全国で見られるわけなので、どんどん広げていって、『まきのさん』というムーブメント。みんなが足元に目を向けるという動きを大きく作っていきたいと思っている」

プロジェクトに賛同した企業の商品の一部は高知市の「とさのさとAGRICOLLETTO」などでも販売されることになっていて、今後、取り扱い先を全国に増やしていきたいということです。

「みんなでまきのさーん!」