新型コロナワクチンの最新の接種率が公表されました。オミクロン株対応ワクチンの接種率は全国平均を上回っていますが、増加率は横ばいとなっています。
高知県によりますと、12歳以上のオミクロン株対応ワクチンの接種率は今月29日時点で49.16%となっていて、全国平均を3.74ポイント上回っていますが、先週からの増加率は横ばいとなっています。年代別にみると60歳以上で50%を超えていますが、その他の年代は50%に届いてません。また、増加率はどの世代を見てもほぼ横ばいとなっています。
県全体の接種数は先週から5600人余り増え、31万1962人となりました。市町村別では高知市が13万4086人、南国市が1万7671人、香南市が1万4811人などとなっています。県は「新規の感染確認は減少傾向にあるものの、医療のひっ迫や救急搬送が困難なケースは依然として続いているため、接種券が届いている人は積極的なワクチン接種を」と呼びかけています。