高知の地場産品である宝石珊瑚の魅力を知ってもらおうと、加工技術を競うコンテストが行われました。
高知市の高知ぢばさんセンターで行われたのは、「土佐さんごまつり名作コンテスト」です。伝統工芸である宝石珊瑚の彫刻や宝飾を大勢の人に知ってもらうことや、技術の向上が目的で、今年で47回目の開催です。
県内外からおよそ70点の応募があり、30日は審査員らが立体彫刻・平面彫刻の部と宝飾の部の2部門の入賞者を選びました。
(高知版画協会 事務局長 筒井孝枝 審査員)
「難しいですね…すごい…それぞれ個性が出ていて難しいです」
入賞者は、3月5日からオンラインで行われる「土佐さんごまつり」で発表されます。また、さんごまつりの期間中には、一般の人が選ぶ「ユーザー賞」の投票も行われるということです。
(土佐さんごまつり 清岡光二 実行委員長)
「他の素材とは違う、柔らかい光沢であるとか、そういうものを含めて、優しいもの、力強いものを、それぞれの方に感じ取ってもらえたらいいなと思います」