9日の高知県内の最高気温は足摺岬の23℃でしたが、10日は打って変わって真夏日を観測する地点もありました。そんな梅雨の晴れ間の中、高知市の牧野植物園では園地を彩る植物を観察するツアーが行われました。

10日の県内は高気圧に覆われてよく晴れ各地で気温が上がりました。最高気温は高知市で30.1℃四万十市中村で30.0℃と2地点で真夏日となったほか、きのうの最高気温より9℃以上気温が高くなった地点もありました。そんな中、高知市の牧野植物園では園内を回りながら高知の植物の豊かさを学ぶツアーが行われ、県内外から18人が参加しました。講師は、牧野植物園に50年以上勤務し、現在は園のアドバイザーを務めている稲垣典年(いながき・のりとし)さん。ツアーで稲垣さんから様々な種類の植物が紹介される中、参加者は「ヒメキリンソウ」に興味津々。牧野富太郎(まきの・とみたろう)博士が和名を命名したもので、四国の山地に自生し環境省の絶滅危惧種にも指定されている貴重な植物です。そんな稲垣さんのガイドを聞きながら、参加者は植物への造詣を深めていました。

(いの町から)
「もうすぐ咲くよねと思いながら来て、咲いているときの感動、『あ!タイミング合った!』みたいな、タイミングを逃すとまた1年待たなくてはいけない。『今年は見れたな』みたいな感動を味わっています」

(牧野植物園アドバイザー 稲垣典年さん)
「一つの植物について、その周りにはその仲間がいる。『これはこの間のとは違う』と気が付くようになる。これが大事だと思う」

「ふれあい植物観察会」は毎月2回開かれていて、次回は6月28日に開かれる予定です。