住宅街を流れる小川をゆっくりと泳ぐクマ。フェンスをよじ登って、住宅の敷地の奥へ消えていきます。
栃木・宇都宮市では今月6日からクマの目撃が相次ぎ、きのう、住宅の敷地でクマ1頭が捕獲されましたが、市は別のクマが出没する可能性を否定できないとし、きょうも警戒を続けています。
宇都宮市民
「怖い。もう一頭いるみたいな話もあるので」
市はきょうも、すべての小中学校94校を休校に。3日連続の措置です。市は各学校に「オンライン授業」の実施を呼びかけましたが、この学校では宿題を送るだけで、授業までは行っていません。
宇都宮市立簗瀬小学校 高木信之助 副校長
「それぞれ子どもたちのパソコンを取り巻く環境。例えば、なかなか家庭でパソコンがうまく使えないとか。その授業に取り残されてしまう子どもが出てくることが懸念」
こちらは学習塾を併設した学童。本来、この時間は子どもはいないはずですが、子どもの姿が。
小学1年生
「クマが出てきたのはちょっと嫌なんだけど、学校休みなのはめっちゃ楽しい」
影響が広がるクマ。気になるのは、2頭目が街にいるのかどうかです。
きのう午後6時すぎ、捕獲現場から5キロ以上離れた地域で「黒い物影をみた」という情報が警察に寄せられました。しかし、クマを発見できず。警察は現場の状況などから、クマの目撃情報ではなかったと判断しました。
きのうの捕獲以降、クマの目撃情報はありません。
一方、3日前に撮影された映像。捕獲されたクマよりも小さいようにも見えます。専門家は、捕獲されたクマがオスの成獣であることから、親子の可能性は低いと指摘しています。
岩手大学 山内貴義 准教授
「オスは基本的に単独なので。いろいろ情報が錯綜していて、防犯カメラの映像とかでも、全部が同一の個体かどうか判定しづらい状況」
警戒は続いていますが、宇都宮市はあすから市内のすべての小中学校で通常登校を再開させると発表。保護者などに見守りや付き添いを呼びかけています。
あすから小中学校の再開を決めた宇都宮市ですが、その理由として、きのうクマが捕獲されてから24時間以上が経過しましたが、新たなクマの目撃情報がないこと。そして、市が専門家に防犯カメラの映像を見せたところ、「複数の個体がいる可能性が低い」という見解を得たことが理由だということです。
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