大規模災害が発生したときのための備えが高知県内でも着実に進んでいます。四万十市に緊急用のヘリコプター離着陸場が新たに整備されました。物資輸送の拠点となるほか、救急・救命での活用が期待されています。
四万十市の東富山地区です。南海トラフ地震発生時には道路斜面の崩壊や橋梁の落下で孤立が想定される中山間地域で、区長会などの要望に応じて四万十市がヘリコプターの離着陸場を新たに整備しました。大規模災害発生時には物資輸送の拠点とされるほか、救急・救命での活用が期待されています。19日に開かれた落成記念式典には、地域の区長や関係者が出席。玉ぐしを捧げ、安全運行を祈願しました。

(東富山地区 白石一幸 区長会長)
「長年の要望でこうして今回できたことは大変嬉しく思います。(災害などなく)活用しないかたちを1番取りたい思うけど、何かがあった時の心の拠り所だと思っています」
(地域の人)
「道が崩れたりしたときの物資の供給に期待している。」
「とても嬉しいです。うちらみたいな“へき地”のところは何かあった時に助かります」

集まった人たちが見上げた先には…県の消防防災ヘリ「おとめ」です。記念式典に合わせて離着陸訓練が行われ、集まった地域の人たちが様子を見守りました。ヘリコプターを初めて間近で見たという子どもたちは…
(子どもたち)
「かっこ良かった。田んぼの水が風で波みたいやった。」
「初めて(間近でみた)。風がすごかった。」
「四万十市防災まちづくり課」は、今後も南海トラフ地震などの大規模災害を意識したハード・ソフト面での整備など、安心して暮らせるまちづくりに取り組んでいきたいとしています。










