新型コロナについて高知県で新たに887人の感染が確認されました。5人の死亡が報告されています。
新たに感染が確認された887人の年代は、10歳未満が106人、10代が108人、70歳以上が141人などとなっています。中央東と須崎管内の高齢者施設がクラスターとなっています。

60代から90代までの男女5人の死亡が報告されています。5人とも、基礎疾患があったということです。
感染確認の累計は13万7123人となり、入院患者155人のうち、重症が7人、中等症が36人です。病床の占有率は46.5%となっています。

12月31日から1月3日までは診療体制が縮小するため、県は、体調に不安のある人は相談窓口を活用してほしいとしています。
・高知家の救急医療電話#7119
・新型コロナウイルス健康相談センター0120ー78ー8178
県のコメント
「新型コロナの入院調整が困難な状況が続いていて、公表上の病床占有率以上に厳しい状況で、子どもや38週以降の妊娠した人の受け入れができなくなる可能性が高い。さらに、医療、福祉従事者は疲弊の極みの中にあり、社会経済活動の再興を下支えしていることに対し、県民の共感が得られないとの認識が広がれば、士気を維持していくことは難しいかもしれない。このような実情を十分理解し、年末年始の日常生活や事業活動に向き合っていただきたい。」
