「よさこい祭り」の情報を通信アプリ「LINE」で受け取れるサービスが来年から始まります。主催者からの情報提供のほか、踊り子同士のコミュニティ形成にも一役買いそうです。
サービスを始めるのは、祭りを運営する「よさこい祭振興会」と高知市のIT企業「アニバーサリーコンシェル」で、両者は19日協定を結びました。アニバーサリーコンシェルが「LINE」で展開するサービス「デジタル町一丁目」で、来年から「高知よさこいLINE」というサービスが始まり、よさこい祭りに関する情報が提供されます。「デジタル町一丁目」を友達に追加すると、踊り子向け、観客向け、それぞれに特化したサービスが利用できます。観客向けは競演場やチームの情報などを受け取れるほか、踊り子向けは主催者からの連絡ツールや踊り子同士を繋ぐコミュニティツールとしても活用できます。
(アニバーサリーコンシェル 福島元幸 社長)
「運営する方も見に来る方もデジタルを活用して『楽しく変わったな』という期待をしている。『これがあって本当にありがたかったな』という形のサービスに繋げていきたい」
振興会ではこれまでホームページで情報を発信してきましたが、70回の節目を迎える来年から新たなデジタルツールが活用されます。
(よさこい祭振興会 西山彰一 会長)
「従来にも増して楽しさと喜びが広がっていってよさこいを踊るエリアの方々が元気になっていくいろいろな面での活力を得ていくという祭りとなることを願っています」
サービスは来年4月に始まる予定です。