「デートしませんか?」などとという嘘の話で、高知市の40代男性が55万5000円をだまし取られたことが分かりました。
高知県警によりますと、男性は10月中旬、出会い系アプリをダウンロードし、氏名などの個人情報を入力。10月31日、男性のスマートフォンに「恵子」というアカウントから「デートしませんか?」というメッセージとコミュニケーションアプリのIDが送られてきました。
男性は恵子とコミュニケーションアプリでやり取りをする中で、恵子がデート相手を斡旋する仲介人のような人と認識。恵子から女性の写真が複数枚送られてきて、「この中から選んでください」と言われました。
男性は好みの女性を伝えたところ、恵子から「女性と会うためには会員カードの作成が必要で、作成するためには指定の口座に金を振り込む必要がある」「振り込みはオンラインカスタマーサポートと連絡を取って下さい」と言われ、送られてきたURLをクリックしたところ、コミュニケーションアプリ上で「認証カスタマーサポート」というメッセージ画面に移行しました。
事前に恵子から「カードの作成に成功すれば振り込んだお金は返金する」と言われていたため、男性は指定された個人口座に6回にわたり、55万5000円を振り込みました。1回目は1万円を振り込み、1万1960円の返金が、2回目は3万円を振り込み、3万5978円の返金がありましたが、3回目以降は返金がなく、会員カードの作成もされなかったため、不審に思い、詐欺だと気づきました。
高知県警は「SNSで知り合っただけの相手を安易に信用しない」「マッチングアプリで知り合った相手に金銭を要求された場合は詐欺を疑う」ことなど、注意を呼びかけています。2026年に入り、高知県内で特殊詐欺事件の被害が発生したのは今回が初めてです。去年(2025年)は高知県内での特殊詐欺被害件数が112件と過去最多に、被害額は約5億500万円にのぼっています。










