中学生を対象にプロ選手によるソフトボール教室が高知市で開かれました。参加した中学生たちは、手ごたえを感じているようでした。
講師を務めたのは、四万十市出身でトヨタ自動車女子ソフトボール部の下山絵理(しもやま・えり)選手です。日本代表メンバーの1人で、去年のワールドカップでは4番打者として世界一に貢献しました。教室は県ソフトボール協会が企画し、県内のクラブチームに所属する中学生およそ10人が参加しました。
キャッチボールではボールを離すポイントを意識することや、バッティングでは、「自分が打ちやすいポイントは変えずに、スイングスピードを速くすることが大切」などとアドバイスしていました。
▼参加した中学生
「(リリースで力を)もう一段階深く振ることで飛ばすことができると教えてもらって、(やってみたら)本当に飛ばすことができてうれしかった」
下山選手の母校高知丸の内高校は、部員不足のため他の高校と連合チームを結成しているといい、下山選手は今後も若い世代にソフトボールの魅力を伝えていきたいと話します。
▼トヨタ自動車女子ソフトボール部 下山絵理選手
「『あ、こういう感覚なんだ』っていう風につかんでくれていたらいいなと。ちょっとしたことで上手くなるのがソフトボールでもあるので、そういうきっかけ作りをこれからもどんどんやっていきたい」










