今年度で休校になることが決まっている黒潮町の小学校で、マラソン大会や地元食材を使った長手巻き寿司作りが行なわれました。
12日は校内のマラソン大会です。

勢いよく走り出したのは田ノ口(たのくち)小学校の6年生、3人。
遅れてスタートした2年生2人、あわせて全校児童5人が完走しました。
田ノ口小学校は児童数の減少を理由に今年度で休校になることが決まっています。

マラソンのあとは食育の時間です。

黒潮町内で行われてきた手巻き寿司作りも、田ノ口小学校で行うは今年で最後。このため多くの人が参加できるようマラソン大会に合わせて行なわれました。

児童以外に保護者や地元の高校生、地域の人ら合わせておよそ60人で寿司を巻いていきます。

にぎやかな雰囲気のなか前回を上回る19メートルもの手巻きずしが完成しました。

▼6年生の児童
「美味しいです。こんな大人数でやるのが初めてなので皆で協力して出来て良かったです」
▼2年生の児童
「19メートルの巻きずしが出来て嬉しかったです」

2年生の2人は来年度から入野小学校に通う予定で、新しい環境での生活が始まります。
・黒潮町下田の口(しもたのくち)
・黒潮町立田ノ口小学校明治19年8月に設立(1986年(139年の歴史))
・卒業生には日本最後の私小説家と言われる「上林暁(かんばやしあかつき)」など










