発表会当日

(元吉寛さん)
「(Q.どんな気持ちで今日を?)これがすんだらホッとするなあ、寂しくなるなあ、でも自分としては良くやったな、色んな複雑な気持ちですね。ピアノも弾けない人間がね、もう50年近く、その中で指揮もやらせてもらって、ようやったと自分で褒めましょうかね」
専門的な音楽教育を受けていない自らを、「素人」と話す元吉さん。歌が好きな気持ちでひたむきに音楽と向き合ってきました。
(合唱団むぎ 指揮者 普光江富子さん)
「研究熱心で自分が知ったこと、調べたことをみんなに話してくれましたね。安心してもらえるようにこれから私たちますます頑張っていきたいと思います」
(合唱団むぎ 指揮者 美口啓子さん)
「みなさんが尊敬している存在だったと思います。先生がお元気なうちは足を運んで、みなさんに励ましの言葉をかけてくださるような立ち位置にいていただきたいなと思います」
会場の「しまんとぴあ」には大勢の人が集まりホールの席は埋まりました。

童謡や歌謡曲など、耳なじみのある曲の優しいハーモニーに訪れた観客が耳を傾けます。
ゲスト出演したのは、「合唱団ぴあ・キッズ」四万十市を中心とした歌の大好きな子どもの集まりです。踊りと歌を組み合わせたかわいらしい舞台に拍手が送られます。

また、みんなで歌おうのコーナーでは客席に散らばった団員たちとお客さんが一緒になって手拍子をしたり、歌ったりしながら全体で音楽を楽しみました。
華やかなコンサート衣装に身をまとってはじまった第二部の冒頭、指揮者・元吉さんの出番です。













