歌を好きになったきっかけ
(元吉寛さん)
「大学へ入った時に、寮の先輩に無理やり引っ張られて入った合唱団で、団員がピシャッと息を揃えて歌う、その雰囲気が好きになって感動したというかね。それが合唱を好きになった始まり」

「『合唱団むぎ』を作ったのは山本巌(やまもといわお)先生とたまたま隣の部屋(教員時代の宿舎)で意気投合した。歌好き人間ということで参加するということでしたね」

転勤などそれぞれの事情で団員が減少したこともあったといいます。
(元吉寛さん)
「(団員が減った時は)一生懸命、誘うことが団員の大事な仕事の一つだったということはありますね。まあ、おかげで無事50年、ある程度の人数を保ちながら、その後は出来てきたのでね。嬉しいです」
体調面の問題もあり今年の発表会を最後に「合唱団むぎ」からの退団を決意したという元吉さん。結成50年を記念した最後の発表会ではこれまでに練習してきた2曲の指揮が特別に任されています。













