外来魚であるブラックバスを釣る「バス釣り」の大会が、高知県の有名バス釣りスポットで開かれました。釣りの前に“あること”をして地域貢献しているほか、“バスプロ”として有名な並木敏成さんも登場し、盛り上がりました。
7日、バスフィッシングで有名な高知県土佐市の「波介川」で、ブラックバスの釣り大会が開かれました。
早朝から集まったのは、ブラックバス釣りの愛好家たち。ここで開かれたブラックバス釣り大会「第40回 53Pick Up釣り大会」の参加者で、この日は河川敷に霜が降りるほど冷え込みましたが、高知県内・県外からおよそ40人が集まりました。
午前7時半には受付が終わり、早速、釣り始めるのかと思いきや、参加者たちが手にしたのは「釣り竿」ではなく、「軍手」や「ゴミ袋」。釣り大会は、河川敷のゴミ拾いから始まりました。

このブラックバス釣り大会は、NPO法人「水辺基盤協会」が、川辺などの淡水域を美化することによる地域貢献を目的に開催していて、地元の高知海洋高校も運営に携わっています。
9日は川に捨てられていたペットボトルや空き缶、紙パックなどのゴミが10袋以上集まりました。
◆参加者
「ゴミが溜まっていくと『釣り禁止』になっていく場所が増えるので、できればゴミを自分で持って帰って処分していただくのが一番ですね。少しでも波介川がきれいになった状況で、釣りができるというのは、僕的にもとてもうれしいですね」










