高知県芸西村で4日間行われた、男子プロゴルフツアー「カシオワールドオープン」では、大会15年ぶりのプレーオフまでもつれる熾烈な優勝争いを、27歳の大岩龍一が制しました。ホストプロ・石川遼や、平成の怪物・松坂大輔さんの奮闘など、およそ1万人のギャラリーが興奮した今年の大会を振り返ります。

高知開催20回目となった男子プロゴルフツアーカシオワールドオープンでは、今年も、大会主催・カシオ所属のホストプロ、石川遼が、ギャラリーの注目を集めました。

予選ラウンド1日目、石川は、賞金ランキングトップの金子駆大、前回大会の覇者・岩田寛と同じ組で回り、大勢のギャラリーを沸かせました。

◆千葉から訪れた石川遼ファン(ファン歴16年)
「ずっと調子が上がってきてるので、今回は優勝してくれるんじゃないかと思って、期待しています」

高知県勢も負けていません。大会コース・Kochi黒潮カントリークラブ所属、高知市出身の片岡大育は、去年わずか10万円弱でシード権を逃し、雪辱に燃えていました。片岡は初日-3と上々の滑り出しを見せます。

◆片岡大育の高校時代からの友人
「調子がよさそうで、ずっとホッとしています。上位でフィニッシュしていただいて、賞金ランキングをぐっと上げていただきたいなと思います」

そして今年のカシオワールドオープンには、野球界のレジェンド“平成の怪物”が初出場し、会場を盛り上げました。