当時を知る人が少なくなる中、戦争について知ってもらおうと、高知県南国市が戦後80年の節目に合わせて企画展を開いています。
25日から始まったのは南国市が初めて主催する戦争企画展、「ヒト・モノが語る戦争」です。会場では市が所蔵している遺品に加え、市民から提供された軍服や手紙、勲章などおよそ70点を展示。戦時中の出来事もパネルで分かりやすく説明されています。
こちらは高校生が制作した掩体壕(えんたいごう)=航空機の格納庫の模型で、南国市に残る7基の掩体壕のうち、最も大きい4号掩体の当時の姿が再現されています。
(南国市生涯学習課 岡上萌子 主幹)
「戦争の展示というと前線の軍のことに焦点が当たりがちなんですけど、国内や教育の様子など、さまざまな点があったことをこちらで感じていただければと思っています」
企画展は11月3日まで南国市の「地域交流センターみあーれ」1階で開かれています。










