新型コロナウイルスについて高知県内で新たに712人の感染が確認されました。また、入院治療を受けていた高齢男性2人の死亡も報告されています。

新たに感染が確認されたのは0歳から90歳以上までの712人です。年代別では40代が136人と最も多く、次いで10代が110人、30代101人、10歳未満96人などとなっています。新たなクラスターは6件、高知市の2つの医療機関でそれぞれ6人・8人、高知市の2つの入所型高齢者施設でそれぞれ7人・8人、須崎管内の通所型高齢者施設で8人、中央東管内の障がい者施設で5人の感染が確認されています。また、入院し治療を受けていた60代男性と、90歳以上の男性の2人が死亡しました。いずれも基礎疾患があったということです。県は「医療機関や高齢者施設における集団発生、および入院患者数が増加傾向であり、一般診療や救急医療への影響を極力小さくするためには新規患者数の抑制が必要」としています。

県内の患者数は累計で11万7284人となりました。88人が入院していて、重症が2人、中等症が13人です。病床の占有率は24.8%となっています。

四国の他県の状況です。愛媛で1389人、香川で945人、徳島で689人の感染が確認されています。