6日から年末年始の交通安全運動が始まり、街頭指導や取り締まりが強化されています。年末年始の交通安全運動では子供と高齢者の交通事故防止、飲酒・暴走・妨害運転の根絶、自転車の安全利用の促進など、4つの重点目標を掲げています。
運動初日の6日は、高知市の交差点で岡崎誠也市長が通勤、通学中の人たちに交通安全を呼びかけました。その後、県庁で出発式が行われました。県警によりますと県内では今年、849件の人身事故が発生しています。25人が犠牲となっていて、すでに、去年1年間と同じ人数に。そのうち76%にあたる19人が高齢者だということです。
(高知県警 交通企画課 島崎高頼 交通管理調査官)
「例年12月になると夜間の事故が増加傾向になる。歩行者がはねられる事故や飲酒による事故も増加傾向になる。そういったことを防止するために街頭指導などで呼びかけを行っていきたい」
来年には、自転車を運転する際のヘルメット着用が努力義務となることから、県警は期間中、特に自転車の安全利用の呼びかけに力を入れる方針です。