9日、高知県仁淀川町で、2階建ての倉庫が全焼する火事がありました。怪我人はいません。倉庫を所有する男性が、スズメバチの巣を駆除しようと火をつけ、燃え広がったということです。
火事があったのは、仁淀川町高瀬の山あいにある倉庫です。佐川警察署の調べによりますと、9日午後6時30分ごろ、89歳の男性が所有する倉庫が火事になり、その後消防に通報がありました。
火は、およそ2時間後の午後8時25分に消し止められましたが、この火事で倉庫が全焼しました。怪我人はいません。
倉庫は、1階部分が鉄骨で建てられ、2階部分がビニールハウスとなっていて、1階には漬物や毛布などが置かれていました。
警察によりますと、所有者の男性は、1階にスズメバチの巣があったため駆除しようとマッチに火をつけたところ、誤って毛布に火が移ってしまい、火事になったということです。
警察と消防は、火事の詳しい状況について調べています。