汗ばむ陽気の中、高知県日高村の園児たちがサツマイモの収穫体験を行いました。子どもたちはおいしい芋ができるまでの過程を楽しみながら学ぶことができたようです。
サツマイモの収穫体験は、芋屋金次郎などを運営するシブヤグループが、地域の子どもたちに郷土菓子・芋けんぴの作り方や地元の企業について知ってもらおうと、去年から行っています。9日は日差しが降り注ぐ中、地元の日下保育園と能津分園の園児およそ30人が参加しました。今回、収穫したサツマイモは今年5月中旬に園児たちが1000本ほど苗を植えたもので、芋けんぴ用の白い「黄金千貫」とスイートポテトなどに使われる紅い「土佐紅」の2つの品種です。

(園児)
「重たい」

(Q.収穫してどうでしたか?)
「うれしかったです」

収穫の後、揚げたての芋けんぴを試食した園児たち。苗の植えつけから収穫までおいしい芋ができるまでの過程を楽しみながら学ぶことができたようです。

(園児)
「めっちゃホクホクした感じで、めっちゃ美味しい」

(芋屋金次郎 総務部 福田賢 部長)
「苗を植えるというとこから子どもたちにやっていただいているので、食べ物を大切にするということと、おいしいものはおいしいというかたちで食べていただくというところで学んでいただけたらなと思っています」

芋屋金次郎によりますと、2025年は2024年に比べ病気にかかったイモが少なく、収穫量は多いということです。
