一夜限りしか咲かない花として知られる「月下美人(げっかびじん)」の開花の様子を撮影した映像が、視聴者から送られてきました。
高知市瀬戸南町の矢野宣秀さんに送っていただいた、月下美人の開花を撮影した映像です。咲き始めから直径20センチほどの美しい白い大輪が満開になるまでにはおよそ5時間もかかったそうです。

牧野植物園によりますと、月下美人)は、夏から秋にかけて開花するサボテン科の多肉植物で、花は夜間に開花し、朝にはしぼむとされています。

矢野さんは、4年前から自宅で月下美人を育てていて、2024年、初めて開花し、2025年は8月末に1輪、9月末に7輪咲きました。寒さに弱い花のため、矢野さんは冬は日が暮れた後に屋内に入れるなどして大切に育ててきたということです。
(矢野宣秀さん)
「今年7輪とか咲いたので、来年はもうちょっと頑張って10輪とか咲いてくれたらめちゃくちゃ嬉しいですけど、その辺を目標に来年夏までまた頑張って育ててみようかなと思います」