高知県中土佐町の海で、採捕が禁止されている期間にも関わらず、イセエビを密漁したとして70代の男性が摘発されました。
摘発されたのは中土佐町の漁業の男性(70代)です。高知県漁業管理課によりますと、男性は9月12日の午前6時15分ごろから午前11時過ぎごろまでの間に、中土佐町の海でイセエビを採捕・所持していた県漁業調整規則違反の疑いが持たれています。
県の職員が海上をパトロール中、海中からカゴを回収している船を発見。その後、そのカゴでイセエビを5匹採捕していたことが分かり、さらに、離れた場所にあるいけすに16匹のイセエビを入れ、所持していたということです。
県は13センチを超えるイセエビに禁漁期間を設けています。(5月1日~9月15日・13センチ未満は一年を通して禁漁)
県は今後、男性がこれまでにも密漁していなかったかなどを調べる方針です。