ドミニク選手とハナ選手は、東京での世界陸上を終えた後、自国のスロバキアで結婚する予定です。時間をかけて結婚を祝うといいます。

▼ハナ・ブルザロワ選手
「私たちは大会で海外に出てしまうことが多く家を空けることが多いです。トレーニングもありますし。だから結婚するときは、日にちをかけて家族や友人と良い時間を過ごしたいです」
▼ドミニク・チェルニー選手
「1週間の結婚のお祭りウィークにしようと思っているんだ。お互いの家族と幸せな時間をゆっくり過ごしたいからね」

交際中から同棲していたため、婚約したからといって日常生活や競技生活で大きな変化は特にないという2人。そんな日常生活では役割分担があるようで…
▼ハナ・ブルザロワ選手
「私は主に家の掃除を担当しています。ドミニクは料理をしてくれます。健康に気を使ってくれていて、新鮮な野菜を使って料理してくれます。でも、ドミニクはレシピを見て料理をしないんです。何も参考にせず料理します。おいしく食べていますよ」
▼ドミニク・チェルニー選手
「想像力をもとに作っているので、料理にこれといった名前はないよ。その日のトレーニングの種類に合わせて素材を選んで料理していて...例えば素早い運動のトレーニングの時はパスタやお米、イモ類の炭水化物に加えて糖分も摂るようにしているんだ。長時間のトレーニングをしたときは、ミネラルやたんぱく質が必要になるので野菜や肉、チーズを使って作るよ。毎回ユーモアを交えて違う料理を作るんだ」

ケンカをしたらその日のうちに仲直り、お互いの趣味も尊重しながら過ごすというドミニク選手とハナ選手。

充実した日々を送る2人が婚約者・パートナーとして初めて挑む世界陸上東京大会に向けて意気込みを語りました。