20日の参議院選挙の投票日まで、あと3日となりました。選挙のたびに聞かれるのは「若者の政治離れ」や「若年層の投票率の低さ」です。この状況を変えようと活動している学生団体の取り組みを取材しました。

投票日まであと3日となった参院選。連日、「物価高」や「減税」など様々な社会問題について論戦が交わされていますが、選挙のたびに毎回課題となるのが「若い世代の投票率の低さ」です。

2024年の衆議院選挙での、高知県内の若者の投票率は、10代が32.76%、20代が26.21%となっていて、50代以上の55.38%と比べると半分ほどでした。

実際に、まちの若い人たちに、今回の参院選で「投票に行くのかどうか」を聞いてみると…。

◆高校生(18歳)投票に行く予定
「いろいろ問題が今までよりも多いと思うので、若い人たちが動いていかないといけないなと思っています。(選挙に)行くつもりでいます」

◆大学生(21歳)投票に行かない予定
「いつもの選挙よりは、いろいろ周りでも言っているようなイメージがあって、全く(関心が)無いわけではないですね。本籍が京都なので、今回は(投票に)行けないです」

◆高校生(18歳)投票に行かない予定
「やろうとしている政策の内容とか、あまり知らなくて、『どの政党に投票したらいいのかな』とか、あまりわからないからです」

◆大学生(21歳)投票に行く予定
「テレビとかニュースで見たことはあるんですけど、正直あまり関心はないですね」

◆会社員(26歳)投票に行く予定
「母とかが『選挙に』と言っているので、一緒に行こうとは思っています。もうちょっと選挙の方法が便利になれば、行きやすいのかなと思います」