環境省と気象庁は、6月28日(土)夕方、高知県に今年初めて「熱中症警戒アラート」を発表しました。高知県内ではあす29日(日)、気温が上がり、熱中症の危険性が極めて高くなることが予想されるため、対策を十分に行ってください。

なお、あすは島根、徳島、福岡、大分、長崎、熊本、鹿児島(奄美地方除く)、沖縄(沖縄本島地方・八重山地方)にも「熱中症警戒アラート」が発表されています。

「熱中症警戒アラート」は、気温や湿度が高くなり、熱中症の危険性が極めて高いと予測されるときに、環境省と気象庁が発表します。高知県では今年に入って初めて発表され、あす6月29日(日)の高知県内は、気温が著しく高くなって、熱中症による健康被害が生じるおそれがあります。

6月29日(日)の予想最高気温

◆あす6月29日(日)の予想最高気温
高知市、宿毛市、四万十市中村、本山町:33℃
梼原町:32℃
土佐清水市、香美市大栃:31℃
須崎市:30℃

あす6月29日(日)は、暑さから自分の身を守るようにしてください。室内では、エアコンなどで涼しい環境にを保ってください。そのうえで、こまめな休憩や水分補給・塩分補給をしてください。

高齢者や乳幼児は熱中症にかかりやすいので、特に注意して、周囲にいる人も声をかけてあげましょう。
身近な場所での暑さ指数(WBGT)を確認し、涼しい環境以外では、屋外での運動や作業を中止してください。熱中症対策を積極的に取りやすい環境を、多くの人でつくっていくことが大切です。

この情報は暑さ指数(WBGT)を「33以上」と予測したときに発表する、自分の身を守るための気づきを促す情報です。予測対象日の前日午後5時ごろ、または当日の朝5時ごろに発表します。予測対象日の前日に情報(第1号)を発表した都道府県では、当日の予測が33未満に低下した場合でも、朝5時頃にも情報(第2号)を発表し、熱中症への警戒が緩むことのないように注意を呼びかけます。

熱中症警戒アラート、暑さ指数、熱中症予防に関する詳しい情報は、環境省熱中症予防情報サイトで発信されています。