高知県四万十町に新しく誕生する観光農園で、子どもたちがトウモロコシの収穫体験をしました。

やってきたのは影野小学校の児童、30人です。28日にオープンする新しい観光農園「サンビレッジ農園」での収穫体験に招かれました。この農園は使われなくなった土地などを管理する地元の企業、「サンビレッジ四万十」の山上智哉さんが、影野地区を活性化しようとオープンします。

食育と農業体験ができるのが特徴で、37アールの土地に1万本のトウモロコシが植えられています。

児童たちは、山上さんから、物価高騰の影響で農家が減少傾向にあることや、トウモロコシは世界で最も多く生産されている作物だということなどを学びました。おいしいトウモロコシはひげが茶色く身が詰まっていると教わった児童たち。それぞれのお眼鏡にかなったものを収穫していきます。

最後に農園から児童たちに茹でトウモロコシのプレゼント。

(児童)
「すごくおいしいし、みずみずしい味がします」

(児童)
「ミツバチやテントウムシが良いことをしてくれることを学びました」

(サンビレッジ四万十 山上智哉さん)
「おいしく食べてもらって、楽しく収穫してもらえてこっちも楽しくできました。お客さんが来ていただけると影野地域がすごく元気になるかなと思いまして、一つの産業になってほしいなと思っています」

観光農園は28日から7月末までが営業期間です。予約は電話やSNSなどで受け付けているということです。