女性や性的マイノリティの人たちを対象にした無料の相談会が開かれました。
この相談会は高知弁護士会と日本弁護士連合会が、23日から始まった男女共同参画週間にあわせ2015年から行っています。女性や性的マイノリティの人が対象で女性に対する暴力や離婚、同性婚などについて弁護士が電話か対面で相談に無料で応じました。前回開催した2023年は過去最多となる26件の相談がありました。高知弁護士会によりますと例年、離婚のほかセクハラやパワハラなど労働問題に関する相談が多いということです。

(澤田宗佑 弁護士)
「皆様により広く弁護士・法的制度について知っていただきたく、相談会を実施しております。高知県では離婚相談が多かったですけども、特に近年、経済状況の悪化も相まって、養育費の相談も増えています」
相談会は午後4時までで、今回は8件の相談が寄せられました。高知弁護士会は7月、中小企業の経営者を対象にした無料相談会を行う予定です。