パリオリンピック™の金メダリストで4月から高知大学の大学院生となるレスリングの櫻井つぐみ選手が、地元・高知県香南市に新たにレスリングクラブを立ち上げる計画などを明かしました。

濵田知事を訪れたのは香南市出身の櫻井つぐみ選手。群馬県の育英大学で競技を続けて2024年のパリオリンピックで金メダルを獲得し、4月からは高知大学の大学院で地域スポーツを研究しながら高知を拠点に活動します。

高知県の移住支援特使も務める櫻井選手について濵田知事は、「“Uターン”してくれてうれしく思う。部活動の地域連携など見えた課題を発信してほしい」と歓迎しました。

懇談の中で櫻井選手は、4月から地元・香南市に新たにレスリングクラブを立ち上げ、自らが監督として子どもたちを指導する計画を明かしました。春からは、研究、自身の競技、そして子どもたちの指導と、多忙な生活を送ることになりそうです。

(櫻井つぐみ 選手)
「『自分がやるべきこと』『自分だからできること』は、高知に帰ってきて、地元でレスリングの普及や、レスリングだけでなく他のスポーツの環境を整えることも、自分にできることだと考えているので、今後しっかり身を引き締めて頑張っていこうという気持ちになりました」