高知県いの町の町立病院=仁淀(によど)病院の元副院長が、パワーハラスメントをしたとして、町は今月1日付けで元副院長を減給と医長降任の処分としたことが分かりました。

仁淀病院によりますと、2023年1月から7月ごろにかけて、当時、副院長を務めていた40代の女性が複数の職員に対し、強い口調で怒ったり問い詰めたりするなどしたということです。不適切な事案は口頭やメールであったといい、大勢の人がいる前でも起きていたということです。

去年1月ごろ、複数人の職員から申し立てがあったことから、病院側が事態を把握。院内のハラスメント防止委員会が複数件についてパワハラと認定し、その後、元副委員長の懲戒処分を検討する委員会で「懲戒すべきパワハラにあたる事案が1件あった」と判断されました。

これを受け元副院長は今月1日付けで減給10分の1・1か月の懲戒処分とともに、医長に「降任」となりました。元副院長はパワハラ認定に対し不服を訴えていて、今月2日、県人事委員会に処分の妥当性について検討するよう申し立てているということです。

現在、副院長は不在ですが、来月1日から在席となる見込みだということです。仁淀病院はテレビ高知の取材に対し「幹部職員を集め、このようなことがないよう改めて注意をした。職員が働きやすい環境づくりを目指したい」としています。