任期満了に伴う高知・黒潮町長選挙は29日投開票が行われ、即日開票の結果、元職の大西氏が新人を破り、町長に返り咲きました。
黒潮町長選挙は即日開票の結果、大西勝也(おおにし・かつや)、4956票、矢野和己(やの・かずみ)、620票で、元職の大西氏が町長に返り咲きました。

大西氏は2010年、黒潮町長に初当選。3期目の任期途中だった2020年に女性へのわいせつ行為問題で辞職しましたが、「ふるさとに貢献したい」として、立候補していました。
(当選した大西勝也氏)
「大変多くの住民のみなさんに迷惑をかけたので、なんとか仕事でお返しをしたい。町内どこに住んでいても、高齢でも、安心して住み続けられる地域、子どもがしっかりとたくましく育つ、現役世代は活力ある経済活動を営む、それが目指す黒潮町の姿。言葉ほど簡単ではないが、一つ一つ、丁寧に話し合いを進めながら、着実に実行していきたい」
投票率は64.35パーセントで、4年前の前回を5.34ポイント上回りました。