自転車通学中の交通事故を減らそうと、自動車学校の教習指導員が高知県いの町の高校を訪れ、生徒たちに自転車の安全利用を呼びかけました。
県立伊野商業高校で開かれたこの安全講話は、高知ニュードライバー学院や警察などが合同で初めて実施。1年生およそ100人が参加しました。
県教育委員会は、2025年度、県立学校に入学する新入生が学校に自転車を登録する際、ヘルメットの所有を条件とすることを目標に取り組みを進めています。生徒たちは実際にヘルメットを装着したり、イヤホンで音楽を聞いている時に周りの音がどう聞こえるのかシミュレーションしたりすることで、自転車を運転する際に潜む危険性に気づいたようでした。
(生徒)
「イヤホンの中でかかってる音楽しか聞こえなくて、周りの音が聞こえなかったです。危険だと感じました」
(生徒)
「事故とか最近多いって聞いたので、ヘルメットかぶったら頭を打って死ぬ確率とかが下がるって言ってたんで。こんな感じの変わったヘルメットとかもあるみたいなんで、自分もつけてみたいなって思いました」
高知ニュードライバー学院は県内でも子どもの自転車事故が多くなっていることから、子どもたちに向けた安全講話を続けていきたいとしています。










