皆さんはバスに乗っている時、「こんな大きな車体で狭い道路を走るなんてすごい!」…と感じたことはありませんか。乗用車同士のすれ違いも難しい道を行く路線バス。運転手の「すご技」を見せてもらいました。

(城 健大呂記者)
「空港方面から市駅の方に向かうバスがやって参りました。道幅いっぱいに走ってきます、道幅いっぱいです」

伊予鉄バス「三津・吉田線」。愛媛県松山市中心部と三津港を結ぶ路線で、そのほとんどがとっても狭い道路なんです。

このうち特に「空港通り」と並行する市道・新玉49号線、いわゆる「初代の空港通り」は、今から約60年前に開通した道路とあって、とにかく狭い!

実際に、狭そうな場所の道幅を計ってみると、白線の内側で2m46cm。

さらに、住宅の多い地域を走る道路なので、通勤時間帯には渋滞も。交通量も多く、バスが走るにはとっても難易度の高そうな路線です。

(利用者の女性)
「ここの道を走る運転手さんは、上手な人が運転すると聞きました」