愛媛県松山市の野志市長が今期限りでの退任を発表し、2か月後に迫った市長選では、野志市政が積み残した課題をどう解決するかが大きな争点になりそうです。
こうした中、野志市長が10日の市議会で4期16年を総括しました。
10日から始まった市議会の代表質問で、自民党議員団の岡雄也議員が、今期限りの退任を表明した野志克仁市長に、4期16年の総括と所感を問いました。
(岡議員)
「これまでの16年間を振り返れば決して平たんな道のりではなかったと思います。市の最高責任者として様々な課題に向き合い、時には難しい判断を迫られ、時には批判を受けながらも、最後は自らの責任で決断をしなければならない、その積み重ねであったのではないでしょうか」
これに対し、野志市長はこれまでの成果として18歳までの医療費無償化や道後温泉本館の保存修理工事の完了などをあげた上で、こう総括しました。
(野志市長)
「改めてこの16年間を振り返り、市民の皆さんの暮らしを守り、笑顔を増やし、ふるさと松山を次の世代にしっかりと引き継いでいく使命に1日1日全力を注いでまいりました。任期の最後の日まで大好きな松山、愛する松山のため仕事をしたいと考えています」
また、公明党議員団の長野昌子議員が市長が描いてきたJR松山駅周辺の将来像と次の市政に託す思いを問うと…
(野志市長)
「通過点ではなく目的地になるよう新しい文化施設に加え、商業や飲食、ホテル、アミューズメントといった集客力の高い施設を整備するのと合わせ、周辺のコミュニティセンターや産直市場、娯楽施設などと連動し、家族連れをはじめあらゆる世代が様々な体験をしたり、ゆったりとした時間を過ごせる魅力的なエリアになればと考えています」
野志市長は、「国や県などと連携し、松山の陸の玄関口にふさわしいまちづくりを進めてほしい」と述べました。
(長野議員)
「次の市政が迷わず事業を進められるように、基本理念や主体性のあり方をしっかりとお示しいただきたいと思います」
代表質問は11日も行われ、松山城の城山で起きた土砂崩れへの対応などの質問が予定されています。








