■“万が一”のとき

もし、目の前の子どもから「何か嫌なことをされた」と打ち明けられたとき、大人はどのように対応すべきでしょうか。

上谷弁護士は現場での教訓をもとに、子どもからの聞き取りルールを語りました。①何度も同じことを聞かない
→繰り返し質問されると「疑われている」と感じたり、記憶のトラウマ化につながる
②誘導的に聞かない
→「胸も触られた?」などと問い詰めると、大人の言葉に引っ張られて記憶が変遷
 (記憶の汚染)してしまう
③子どもが発した言葉をそのままメモ・録音を                    →発した言葉には子どもの意味があるので、大人の言葉に言い換えない
④一人で抱え込まず、早期に専門家へ
→事件の疑いがある場合は無理に追及せず、警察、児童相談所、心理職、弁護士
 などの専門機関へ速やかに相談することが大切