奇跡的な偶然と見事な連係プレーでした。
愛媛県東温市の路上で心肺停止状態で倒れていた男性の命を救った7人に、市が感謝状を贈呈しました。
(農端結希記者)
「男性は幼稚園のそばの路上に、仰向けで倒れていたということです」
東温市消防本部によりますと、今年3月17日の午後4時ごろ、市内樋口の市道で、50代の男性が心肺停止の状態で倒れているのを、近くにある幼稚園の教諭が見つけました。
(認定こども園北吉井幼稚園 富永由美子園長)
「倒れられているまま、全く動かない感じだった」
教諭が周囲に助けを求めると、知らせを聞いた保護者2人が、現場に駆けつけました。
子どもを迎えに来ていたこの2人は、偶然にも消防士と看護師でした。
2人は協力して、救急車が到着するまでのおよそ5分間、心臓マッサージを行うなど、救命活動を続けました。
居合わせた人たちの見事な連携により、倒れていた男性は一命を取り留め、今は通常の生活を送っているということです。
15日は東温市役所で、加藤市長から、幼稚園の教職員や保護者ら合わせて7人に感謝状が手渡されました。
(保護者で看護師 佐藤未帆さん)
「まだ身体が温かかったので、しっかり心臓マッサージをすれば、もしかしたら心肺が再開するかもという思いで、必死で心臓マッサージをしていた」
(保護者で消防士 山内伸昭さん)
「安堵の気持ちで一杯」
(富永園長)
「振り返ってもただよかったなだけではなく、できることをしなければならない。自分たちの行動のあり方が人の命を救うのに繋がるということを痛感した」
東温市消防本部は「市民の勇気ある行動に感謝している。いざという時に備え、救命講習にも参加してほしい」と呼びかけています。








