投開票日が11月15日と決まった愛媛県知事選について、中村知事は23日の会見で「明確なビジョンと具体的な政策がなければ出る資格はない」と述べ、出馬の態度を明らかにしませんでした。

会見の中で中村知事は、任期満了に伴う知事選の対応について記者から問われ、相次いでいる出馬要請について「ありがたい」としたうえで、「そう簡単に決断できない」と述べました。

(中村知事)
「明確なビジョンと具体的な、抽象的では駄目だと思う。具体的な政策がなかったら出る資格はないと思ってきたので、まだそういったところに思いを馳せていない以上は有資格者では無いと、今の段階での位置づけている」

知事選を巡ってはこれまで立候補を表明した人はいません。

一方、同じ日に投票が行われる松山市長選には、7月、元県議の中野泰誠氏が出馬を表明したほか、元会社員の木下豪氏が出馬の意向を示しています。現職で4期目の野志市長は態度を明らかにしていません。

中村知事は「選ぶのは有権者なのでコメントすることはない」としたうえで、8年ぶりの選挙戦になる公算が大きいことについて、こう期待を示しました。

(中村知事)
「今、松山市の場合はニュースでもいろいろ取り上げられているように、まちづくりがちょっと袋小路の状態になっている感があるので、この市長選でまちづくりの議論が活発になる。選挙はそういうものだと思うので、まちづくりが袋小路から脱出する、動き出す一つのきっかけになれば」

知事選と松山市長選は11月15日の投開票です。