愛媛県松山市の松山市民会館の閉館が再来年3月に迫るなか、松山市は新しい文化施設の整備スケジュールを1年前倒しする方針を示しました。しかし、完成時期が早まるかどうかは、分からないということです。
これは5日に開かれた松山市民会館に代わる新しい文化施設の検討会で市が明らかにしたものです。
老朽化が進む市民会館は再来年3月で閉館することになり、松山市は、今年6月、新しい文化施設を松山駅の西口に整備する方針を決めましたが、完成までに7年半かかるとされていました。
検討会で市側は、これまでのスケジュールを1年前倒しして、今年度中に基本方針を作成し、来年度から具体的な施設の規模や機能、運営方法などを盛り込んだ基本計画を作成すると説明しました。
しかし、完成までの期間については「施設の規模や機能によって変わる」として、7年半より短くなるかどうか明言しませんでした。
これに対し、文化団体から疑問の声があがりました。
(松山市文化協会 土居英雄会長)
「これだけ遅れているという感じがある中で年度年度のような考え方でいいのかどうか。
もう少し早めていく方向をとるとか」
また、市民会館が閉館した後、新しい施設ができるまでの「空白期間」について、市は、現在ある他の施設の音響や照明を充実させるなどの対策を説明しました。
(松山市文化協会 土居英雄会長)
「ある意味では前向きに進んでいるなと思っている。この感じでスピードアップして頑張っていきたい」
松山市は「できるだけスケジュールを早くしたい」と話していて、この検討会についても開催頻度を上げる予定です。








