連日の猛暑に加え、雨の少ない状態が続き、愛媛の特産、ミカンの栽培にも影響が出始めています。愛媛県宇和島市のJAえひめ南は5日、干ばつ対策本部を設置し、水の確保に乗り出しました。
愛媛県内は、梅雨明け以降、厳しい暑さと雨の少ない状態が続いていて、宇和島では4日までの30日間に降った雨の量がわずか10ミリと平年の20分の1にとどまっています。
特産のミカン畑では、成長中の果実の表面が変色してしまう“日焼け"が発生するなどの影響が出ています。日焼けしたミカンは加工用としても出荷できないため、廃棄するしかないということです。
また、これから早場米の収穫が本格化するコメも、高温による作柄への影響が懸念されているということです。
このため、宇和島市のJAえひめ南は、5日干ばつ対策本部を設置し、自治体などとの会合で農作物や水源の状況などが報告されました。
報告などによりますと、JAえひめ南の管内では、かんきつ類の「日焼け」のほか、クリの実が大きくならなくなったり、野菜の生育が遅れたりしていて、今後、品質や収量などに影響が出る恐れがあるということです。
(JAえひめ南 山崎 治紀 代表理事専務)
「水不足なのでしっかり取水ができる体制を各関係機関と協力して対応してきたい。
できることをしっかりやって農家のためになることをやりたい」
JAえひめ南が干ばつ対策本部を設置するのは、2017年以来9年ぶりで農業用水の確保など農家への支援に取り組みます。








