国の文化審議会は愛媛県東温市にある坂本家住宅の主屋など4件を登録有形文化財に登録するよう、文部科学大臣に答申しました。
愛媛県教委によりますと、このうち主屋は江戸時代末期に建てられたとされる木造平屋の建物で、明治時代の中期には2階建ての部分が増築されました。
土間の天井には長さ4メートルほどの松の丸太が豪快に組まれ、屋根を支えています。一方、明治の建築とされる「新部屋」と呼ばれる建物は、1階は床の間などを備えた書院風、2階は素材感を活かした数寄屋風の造りです。
座敷の天井に「卍」の字を崩したような模様があしらわれているほか、手前の小部屋は竹の皮を編み込んだ天井になっているなど、遊び心のあるデザインが目を引きます。
坂本家住宅では、「主屋」と「新部屋」のほか「離れ」と「座敷門」も、登録される見通しで、これら4件が加わると県内にある国の登録有形文化財の建造物は、197件となります。








